自分の食べたいパン その4 食材の選定

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その1、その2の私的な論証に基づいて、製パンに必要な材料を私的に選定いたしました。

①、小麦粉 もちろんポストハーベスト処理のされていない国内原料、国内生産の小麦粉ならなんでもOKという判断です。国産をうたって、原料輸入の国内製造もあるので、単に「国産」としか表記のないものは要注意です。なぜ、「~なら」なんでもOKかというと、国産は生産の量も品質も海外のものに比べ不安定だからです。しかし、不安定な小麦は製パンを非常に難しくするので、その中でもとくに安定した品質をチョイスしたいと思います。

※キタノカオリor(キタノカオリがないときは)春よ恋(たんぱく12%前後らしい)※みなみのかおりとか、中力っぽくて、リュステックとかにいいかもね。とか、思っていたりします。

②、塩 海洋マイクロプラスチック問題があるので、少し古い時代に結晶化した岩塩を使うといいと思います。ただ、岩塩は溶けづらいのでしっかり溶けるのを確認しつつ使用するのがいいと思います。

※ローズソルト

③、油脂 合成飼料育成ではない、グラスフェットバターが栄養価てきにも最適かと。「流し込み」と呼ばれる大容量で買って小分けにして冷凍保管すれば、普通の無塩バターとさしてかわらぬ単価になります。

※オーストラリア産 グラスフェットバター

④、イースト こちらは全く無選定でいきます。イーストはそもそも、天然にとれたビール酵母を工場で培養したものなので、天然酵母とでの優劣は全くないです。自宅で作る用なんで、インスタントドライタイプを使用します。純粋培養している分、不純物も少なく、安定した発酵をもたらします。

⑤水 日本の水道水は世界に誇る品質です。少量のカルキが日本の軟質の水に適度な硬度をあたえて最適。

⑥、改良剤 グルテン強化の目的で使用します。天然素材で行きたいと思うので、レモン汁で行きます。水50gに対してレモン汁一滴(20mg)で対応します。

⑦、生クリーム、牛乳は無選別※生クリームにかんしては、レシピごとに油脂量、無脂固形量を調整

⑧最後に糖質 パンは糖質過多になりやすいので、ここで、わたくしのヘルシー対策を講じた選定をします。総使用量を100%と見立てて、ベースははきび糖を40%〜60%(=精製前の上白糖←栄養価高い:ショ糖)にして、全量の20%以内でオリゴ糖(オリゴ糖)はちみつ(果糖)カラントシュガー(エリスリトール)トレハロース(トレハロース)加糖練乳(ショ糖)をパンのタイプによって配合を調整します。ポイントは、すべて天然由来で、副作用がないことが確認されていること。※注()内は糖質の種類。このようにするポイントは多数、まず1つ目、色々な種類の糖質を用意することで、吸収スピードをずらして、急激な血糖値の上昇を抑える。2つ目、ショ糖以外の甘味料は癖があるので20%以上投入すると「気持ち悪い甘さ」になりがちなこと。自然な甘さを良しとするなら、きび糖or甜菜糖(ショ糖)ベーズが好ましいため50%前後をキープ。3つ目、甘味料の中には、インスリンの分泌を促さない種類もあるため、逆に体調を崩すこともある。おなかを緩くする作用が働くものもあるので、自然のショ糖50%前後、他20%前後以下で調合することで、体に与える作用も安定化する。これをするだけで、かなり低糖質になります。たいてい低糖質をうたって、カラントシュガー一辺倒で甘みを出したりすると「美味しくない甘さ」「気持ち悪い甘さ」になったりして最悪ですよね。これで結果、30%前後の糖質カット効果があると思います。ちなみに記事中のレシピの糖質は緑色で表記しています。一見様々な糖質を併用していますのでレシピ自体が複雑なように思えますが、糖質の総量を単一で見た場合、ほかのシンプルなレシピと大して変わらないと思います。

⑨、で、ここまで材料をこだわったうえで(天然酵母とか複雑な工程を踏まずに)ふつうにパンを作りたいと思います。(こういうアプローチのパンが意外に少ないんですよね。「高級生クリーム使用!」とか、うたっておいて、他の材料をケチったり、ヘルシー面をないがしろにする場合がほとんど。)

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